1. トップ
  2. トピックス
  3. 第二回「納豆健康学セミナー」開催

第二回「納豆健康学セミナー」が開催されました。

第二回「納豆健康学セミナー」

去る11月30日(火)、東京千代田区の有楽町朝日スクエアで第二回「納豆健康学セミナー」が開催されました。

第二回「納豆健康学セミナー」

納豆健康学セミナーは、様々な分野での研究で続々と発見されている納豆の新たな健康機能性の発表の場を研究者に提供する事を目的としたセミナーで、納豆連ではそれらの研究を総称して「納豆健康学」と名付けています。

第二回「納豆健康学セミナー」

当日はメディア・納豆連組合員など約80名が会場を訪れる中、納豆研究の第一線に立つ3名の講師の先生方をお招きして、各分野から納豆に関する最新の研究成果を発表していただきました。講演内容は、自治医科大学大宮医療センター講師、早田邦康氏による「長寿地域の共通の食文化(アンチエイジングとしての因子ポリアミン)」、浜松医科大学第2生理学教授、浦野哲盟氏による「生活習慣と血液の健康」、そして管理栄養士で潟wルシーピット代表、杉本恵子氏による「美味しく楽しく納豆ライフ!!」の3研究で、それぞれ異なった研究分野から納豆の魅力や知られざる効用について発表していただきました。

第二回「納豆健康学セミナー」

早田先生は長寿地域の人々の食生活の中心となっている食品に多量に含まれるポリアミンのアンチエイジング(抗加齢)作用についての研究を報告。長寿地域に共通する食品の成分としてポリアミンに着目し、その効果を確認したことなどを伝えました。

第二回「納豆健康学セミナー」

浦野先生は生活習慣の改善によって血栓症のリスクを回避できる可能性が高い事を紹介。納豆の成分が血栓を溶かし、動脈硬化を防ぐ可能性の高いとの研究報告を発表。

第二回「納豆健康学セミナー」

納豆とかぼちゃのキッシュ

続く杉本先生は、セミナー初となる栄養学の面から納豆の有効性について講演。5色の食材をバランスよく摂取するの重要性を説くとともに、栄養面から考案した3つのオリジナル納豆レシピ(「納豆とかぼちゃのキッシュ」「納豆生春巻き」「エスニック納豆タコス風」)の試食を行い、舌鼓を打ちながらという、ユニークな講演を行いました。
(←写真は「納豆とかぼちゃのキッシュ」)

講演後の質疑応答では専門的な質問が各講師の先生方に寄せられ、活発な議論が行われる中、盛況のうちに第二回「納豆健康学セミナー」は幕を閉じました。

納豆連では今後もこの「納豆健康学セミナー」や「納豆研究推奨金」を通じて納豆研究、及び研究者の育成に力を注ぎ、納豆の魅力を広く消費者の皆様に伝えてゆく予定です。