納豆の誕生にはさまざまな説がありますが、いずれにしても「煮豆」と「藁」の出会いがきっかけだったと考えられています。
弥生時代から、日本には大豆も藁もあったことから(藁は竪穴住居に敷き詰められていた)、この時代にはすでに納豆が食べられていた可能性があります。 記録に出てくるものとしては、藤原明衡の『新猿楽記』(1286年)に、好きな食べ物の一つとして「塩辛納豆」が記載されているのが最初のようです。