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頭脳向上に役立つ

天才少年マイケル君の「納豆頭脳」

 納豆の“頭脳力工場パワー”を証明したような、すばらしい少年がいます。それもアメリカ人なのです。  日系三世で、名前はマイケル・カーニー君。十歳の時に、ギネス記録を三つも樹立した少年天才なのです。六歳で、世界最年少高校卒業の記録を作り、同じ六歳でアラバマ州の南アラバマ大学へ入学し、人類学を修めています。そして、同大学を十歳の時に卒業しました。

 つまり、世界最年少で高校入学、同卒業、大学入学という三つのレコードをたてたのです。しかも、同大学もほとんどオールAの成績で卒業し、アメリカ中の話題となりクリントン大統領以上に注目を集めることになります。

 マイケル君の知能指数は、200を超えていたといいますから、驚きます。1995年に来日したとき、マイケル君はなぜ頭がいいのですかという質問に、「納豆を食べているから」と答えたと、当時の新聞に報道されています。

 マイケル君は、海軍将校のケビン・カーニー氏と日系二世のキャシディー・ユミコ・カーニーさんの長男として生まれました。母親の由美子さんは、黒髪、黒い瞳で日本語も少ししゃべれるそうです。

 カーニー家の食事は、ほとんどが日本食。マイケル君の大好物は、納豆をかけた「納豆ごはん」で、他にはすしや天ぷら、ギョウザ、うどん、豆腐、海苔などと言いますから、まさに和食の正統派といってよいでしょう。
 お母さんは、マイケル君を身ごもった時に、日本食を中心に、良く納豆を食べ続けていたそうですから、このような嗜好性が、マイケル君にも受けつがれたのかもしれません。

天才少年マイケル君の「納豆頭脳」

 知能指数が200を突破したのは、四歳の時で、一年に四学年ずつ進級し、普通の子が幼稚園に入るころには、すでに高校生になっていたのです。 まさに、天才的な「納豆頭脳」ともいうべきですが、納豆には脳の機能力を高める上で重要な要素となるレシチンが豊富に含まれています。学習能力を始め、記憶力や集中力、創作能力などを強化するために大事な働きをしている脳の情報伝達物資・アセチルコリンの原料が、このレシチンなのです。

さらに、納豆には脳に快活な活動性を与えるグルタミン酸や、頭の回転をよくするチロシン、ビタミンB類も含まれています。 マイケル君の天才的なブレイン・パワー(頭脳力)は、ご両親から受けついだものであるのはいうまでもありませんが、納豆に含まれている“健脳成分”も、背景のひとつになっていたのではないでしょうか。(資料提供 ヤマダフーズ)

 脳細胞はほぼ140億個あります。この脳細胞は生まれるときにすでに出来上がっていて、生後、数が増えることはありません。しかし細胞からさまざまな突起が出てまわりの細胞と絡み合い、つながっていくのです。

最も発育する時が  0 〜3 才 / 6 〜7 才 / 10 〜12・3 才

 いづれにせよ何か一つの道を究めるならば6〜7才からが一番良いといわれています。この細胞も18才をピークにして下り坂となるのですが、この下降カーブを少しでも遅くさせるのが「レシチン」なのです。