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やみつき!納豆チャーハン

納豆を愛する皆さん!こんにちは!
全国の納豆を食べ歩く納豆ライターの坂田ねばるです!

日本の伝統食である納豆には、古くから伝わる伝統的な食べ方はもちろん、
納豆のポテンシャルをいかした独創的な新しい食べ方が全国各地に存在します。
そんな全国に広がる納豆食文化を紹介する『ニッポンおいしい納豆地図』
今回は静岡県伊東市にやって来ました!

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伊東市といえば「伊東に行くならハトヤ 電話はよい風呂…」のCMで
有名なハトヤさんがあるなど、全国屈指の温泉地として有名ですよね!

伊東温泉の歴史は古く開湯は平安時代ともそれ以前ともいわれており、
江戸時代には3代将軍・徳川家光に湯治湯を献上した実績もあるんだとか。

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そんな古くから湯治場として愛されてきた伊東に
納豆を使ったソウルフードがあると言うのです!
全国屈指の温泉地で愛される納豆ソウルフード…一体どんなものなのでしょうか!
これは非常に楽しみですね!
という事で、お目当の品が食べられるお店に向かいます!

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●全国屈指の温泉地で愛される納豆ソウルフード「ナッチャー」

どことなくノスタルジックな雰囲気を醸し出す
温泉街ならではの商店街を抜けると目の前に相模湾が見えてきました!
そんな相模湾を望めるロケーション抜群の場所にあるのが
今回取材させていただく「伊豆っ子ラーメン」さん!

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大衆的な雰囲気で落ち着きのある、地元民に愛される老舗ラーメン店です。
そんな「伊豆っ子ラーメン」さんの看板メニューというのが
地元民に愛される納豆ソウルフード「ナッチャー」なのです!

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ん?ナッチャーって何?
そう思った方に簡単にご説明しますと
「伊豆っ子ラーメン」さんの名物「納豆チャーハン」を
地元の人は親しみを込めて「ナッチャー」と呼ぶんだそうです!

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老舗ラーメン店の納豆チャーハン。
想像するだけで食欲が刺激されますね!
という事で早速、作って頂きました!

油をひいた中華鍋に納豆、卵、刻んだ玉ねぎを入れ軽く炒め。

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ご飯を入れたら塩、砂糖、醤油、で味付けをして 強い火で一気に炒めていきます!

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そして、最後に紹興酒で香りをつけて完成です!

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じゃじゃーん!
こちらが、伊東市民に愛される納豆ソウルフード「ナッチャー」!!!

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強火で一気に炒める事で納豆の香ばしい香りが引き出されています!
この香りだけで白飯が食べられると思うほどの、美味しい匂いが漂います!
これは絶対に美味い!そう確信しつつ熱々を頂きます!

「パクリ…」

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「う、う、う、うまいーーー!」
まず、香ばしい納豆の香りがふわっと鼻を抜けて
そこから納豆特有の深みのある味わいが楽しめます!
食感もしっとりとしていて、まさにしっとり系チャーハンの極み!

さらに、紅生姜をトッピングして食べてみても…

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「う、う、う、うまいーーーー!」

もうレンゲが止まりません!
最後まで一気に食べ切れてしまう
まさに、病み付きになる味とはこのこと!
あっという間に完食です!

  • 2つの名園のコラボ企画から誕生した納豆餅の所以とは?
  • ●衝撃を受けた思い出の味を独自にアレンジ!
    「ナッチャー」は瞬く間に名物メニューに!

    では、伊東市民に愛されるソウルフード「ナッチャー」はどのように誕生したのか… お店を切り盛りする、くぼたさんにお話をお聞きしました!

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ねばる   「納豆チャーハンはどのように生まれたのでしょうか?」
くぼたさん 「数十年前に中国人オーナーが営む家庭中華料理店で食べた納豆チャーハンに衝撃を受けましていつか自分の店でもと独自に改良を重ねました」

そうして完成した「伊豆っ子ラーメン」さんの納豆チャーハンは、伊東市民のハートを見事に掴み、瞬く間に人気ナンバーワンの看板メニューに!
「ナッチャー」を食べて納豆を好きなった人も多いんだとか!

納豆グルメをきっかけに納豆好きが増えてくれるのは嬉しい限りです!

数十年前にすでに家庭中華料理店で納豆チャーハンが提供されていた事も驚きですが、そこに独自のアレンジを加え「伊豆っ子ラーメン」の看板メニュー、そして伊東市民のソウルフードにまで育て上げたくぼたさんの努力に脱帽です!

納豆マップキャラクター ねばるくん

伊東市民の納豆ソウルフード「ナッチャー」
伊東温泉に行かれる際は是非食べてみてください!