納豆を愛する皆さん!こんにちは!
全国の納豆を食べ歩く納豆ライターの坂田ねばるです!
日本の伝統食である納豆には、古くから伝わる伝統的な食べ方はもちろん、
納豆のポテンシャルをいかした独創的な新しい食べ方が全国各地に存在します。
そんな全国に広がる納豆食文化を紹介する『ニッポンおいしい納豆地図』
今回も引き続き静岡県伊東市です!
前回は伊東市民に愛される納豆ソウルフード「ナッチャー」を紹介しましたが
今回は海の幸に恵まれた伊東だからこそ食べられる究極のローカルフードと納豆がコラボした絶品納豆グルメを紹介したいと思います!
駅から歩く事徒歩5分。
伊豆の名品・金目鯛から、地元でしか消費されないローカルフィッシュまで様々な魚が楽しめるという「楽味家まるげん」さんにやってきました!
こちらのお店で頂ける究極のローカルフードというのがこちら!
禁断の海の幸「うずわ定食」!!!
めちゃくちゃ目を引くキャッチコピーですね。
この「うずわ」とは一体どんなものなのか…詳しく知りたい!
という事で「楽味家まるげん」さんで働く徳島さんにお話を伺いました。
徳島さんの説明によると「うずわ」とは「ソウダガツオ」のこと。
背中に渦のような輪の模様がある魚なので、地元では「渦輪」と呼んでいるのだとか。「うずわ」はとても傷みが早く、鮮魚としては一般に流通しないので
捕れる所以外ではあまりお目にかかれない魚なんだそうです。
そんな、超貴重なうずわを使った「うずわ定食」が今回のお目当て!
「うずわ定食」はソウダガツオを青唐辛子と一緒にたたきにして食べる
漁師めしをアレンジしたもの。漁師直伝の超ローカルフードという事ですね!
それでは早速頂きます!
まずは、うずわのみをお醤油で!
「パクリ…」
「う、うまい!」
カツオ特有の風味がしっかりと感じられ、青唐辛子が良いアクセントになっています。
もちろん、新鮮なだけあって生臭さは一切ありません!
さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です! この「うずわ」に「納豆」を掛け合わせたらどんな味になるのか…
本来は納豆のトッピングはやっていないという事ですが
お店にお願いして特別に「うずわ納豆」を実現させてもらいました!
どーん!
どうですかこの美しいコントラスト!
そもそも、赤身系の魚と相性抜群の納豆なので「うずわ」に合わない訳がない!
熱々のご飯に乗せて食べてみます!
「パクリ…」
「う、う、う、うまいーーーー!」
うずわの旨味と納豆の旨味がお互いを引き立てあい
さらに、粘りという新たな食感を加えてくれています!
やはり相性抜群! とにかくご飯が進みます!
そしてさらに!うずわでとった熱々の出汁を加えてお茶漬けに!
ここにねばる特製の「うずわ納豆」を投入!
これがまたうまいっ!!!
しっかりと旨味がある出汁に納豆の旨味と香りが融合。
さらに、うずわには少しばかり熱が通りいい感じのミディアムレアに!
先ほどとは全く違うさっぱりとした味わいを楽しむ事ができます!
あっという間に完食です!
余計なお世話かも知れませんが、これほどまでに美味しくなるのであれば
是非「うずわ納豆」をメニューに取り入れて頂きたい!
最後にねばるの思いをお店に伝えさせてもらいました!
漁師直伝のローカルフード「うずわ定食」
伊東温泉に行かれる際は是非食べてみてください!
納豆をトッピングしても美味しいですよ!