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納豆でデトックス 過剰なコレステロールや有害毒素を排出!

いま流行のデトックス。このデトックスとは、英語で「解毒」という意味で、体内の有害毒素を排出することで体内浄化を行い、健康を増進するという考え方です。これまでの健康法では、体の不調は何かの栄養素が足りないという考えに基づくものが中心でした。しかし、体に有害なものが蓄積しやすい現代では、有害金属をはじめ、過剰なコレステロールや中性脂肪を体外に排出することも健康維持にとって不可欠なものとなってきています。

そのデトックス効果が、納豆にもあります。納豆の大豆たんぱくがコレステロールを下げ、また食物繊維が有害物質を体外に排出してくれるのです。

1.大豆たんぱくと食物繊維でデトックス

大豆たんぱく
たんぱく質というと、肥満やコレステロールの上昇を心配する人がいます。でも、それは誤解です。コレステロールの増加につながってしまうのは、肉類などに含まれる動物性たんぱく質です。納豆の材料である大豆に含まれている植物性たんぱく質は血中のコレステロール値を上げるどころか、むしろ下げる働きをしてくれるのです。

さらに大豆たんぱくには血管を丈夫に保ち、過剰な中性脂肪や胆汁酸を体外に排出する働きがあります。こうした体にとっては毒素といえるものを、大豆たんぱくは排出してくれるのです。

食物繊維
納豆の材料である大豆には、多くの食物繊維が含まれています。納豆1パックに含まれている食物繊維の量は、約6.7gです。1日に必要な食物繊維の量は20〜25gといわれていますから、大豆にいかに多くの食物繊維が含まれているかがわかります。

食物繊維には、腸内細菌によって発生し、放っておくと発ガン性を持つ有害物質を、体外に排出してくれる働きがあります。近年、大腸ガンになる人が増えていますが、これも食物繊維の不足が原因のひとつに挙げられています。有害な毒素を排出し、健康を維持するためにも納豆から食物繊維を摂りたいものです。