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納豆でねばり強く復興を!
茨城県納豆組合がひたちなか海浜鉄道で納豆列車を運行!
「水戸ご当地アイドル(仮)」も応援

全国納豆協同組合連合会所属の茨城県納豆商工業協同組合連合会(茨城県行方市、井川敏久理事長)では、10月21日(日)に茨城県の勝田から阿字ヶ浦までの14.3kmを結ぶひたちなか海浜鉄道で「納豆でねばり強く復興を」との願いをこめて「納豆列車」を運行しました。

「納豆列車」はひたちなか海浜鉄道の沿線で開催される「ひたち海浜公園オータムフェスタ」や「みなと産業祭」にあわせて、茨城県産納豆のPRのために運行される特別列車で、那珂湊駅の猫駅長「おさむ」と猫助役「ミニさむ」がデザインされた「納豆列車」ヘッドプレートを装着。車両も納豆=710にかけてキハ3710系の2両編成となっています。

  • 特別仕様のヘッドプレート
    特別仕様のヘッドプレート
  • キハ3710系
    キハ3710系

納豆列車運行当日の朝には、ひたちなか海浜鉄道の中核駅、那珂湊(なかみなと)駅で出発式を開催。乗客や関係者、NHKをはじめ報道各社が多数集まる中、いばらき納豆大使の小田倉雪絵さんの司会進行のもと井川理事長が「納豆を通じて茨城県の観光、産業の復興を支援していきたい」と挨拶。その後、井川理事長、磯崎久喜雄茨城県議会議長、吉田千秋ひたちなか海浜鉄道社長による運行記念のテープカットなどが行われました。

  • 井川敏久理事長
    井川敏久理事長
  • テープカット(左から井川理事長、磯崎議長、吉田社長)
    テープカット
    (左から井川理事長、磯崎議長、吉田社長)

また、出発式には9月30日にデビューしたばかりのご当地アイドルユニット「水戸ご当地アイドル(仮)」のメンバー8名が応援にかけつけ、茨城の魅力を歌ったデビュー曲「NEBAPPE☆MITOPPO」を披露。集まったファンらとともに納豆列車に乗り込み、勝田駅から乗り込む乗客にドライ納豆や記念乗車券、ひたち海浜公園ののりもの券などをプレゼントしました。

  • 水戸ご当地アイドル(仮)
    水戸ご当地アイドル(仮)
  • 水戸ご当地アイドル(仮)
    水戸ご当地アイドル(仮)

沿線で大きなイベントが開催される日と重なったこともあり、2両編成の納豆列車はほぼ満員状態で運行。車内には親子連れの姿も多く、いばらき納豆大使が納豆のPRをする中、用意したドライ納豆はご当地アイドルたちの手によりあっという間に配布終了となりました。 乗り合わせた乗客からは「納豆が大好きなのでうれしい」「たまたま乗り合わせたけれどご当地アイドルも見られてよかった」など、上々の評判。

  • ドライ納豆や記念乗車券をプレゼント
  • ドライ納豆や記念乗車券をプレゼント

ドライ納豆や記念乗車券をプレゼント

東日本大震災と原発以降、ひたちなか海浜鉄道の乗降客数や沿線への観光客数は減少しているとの事ですが、今回の納豆列車を機に明るい兆しが見えれば、電鉄関係者は話していました。

納豆列車は7月10日にも岩手県の三陸鉄道で運行されており、今回が2回目の運行となります。

「ひたちなか海浜鉄道 納豆列車」 2012年10月21日(日)

<出発式>那珂湊駅
 ○司会…いばらき納豆大使・小田倉雪絵
 ○進行
  ・主催者挨拶/主賓挨拶
  ・「水戸ご当地アイドル(仮)」による歌の披露
  ・テープカット
<納豆列車>
 ○車両
  ・(納豆=710にかけて)キハ3710型を使用(2両連結)
  ・特別デザインのヘッドプレート装着
 ○運行時間
  ・往路 10:05勝田駅発 →10:31阿字ヶ浦駅着
  ・復路 15:58阿字ヶ浦駅発 →16:24勝田駅
 ○車内放送…いばらき納豆大使による納豆および沿線PR
 ○配布…水戸ご当地アイドルによる配布