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熊本県の小野副知事を表敬訪問、
震災復興義援金と納豆を贈呈しました

全国納豆協同組合連合会(納豆連)は10月31日、熊本県の小野泰輔副知事を表敬訪問し、震災復興義援金と納豆を贈呈しました。また、熊本市内で納豆200袋の無料配布を行いました。

訪問メンバーは、納豆連の門傅英慈常務理事、九州納豆組合の上野尚登理事、吉良扶佐子理事、宮之原綾子理事の4名と、納豆の妖精「ねば〜る君」も茨城県から駆けつけてくれました。小野副知事と熊本県庁の皆さま、そして熊本県が誇るゆるキャラ「くまモン」が温かく迎えてくださり、表敬訪問がスタートしました。

まず初めに門傅常務理事から訪問メンバーの紹介があり、その後ねば〜る君が義援金を贈呈。

ねば〜る君は、「7月10日は納豆の日で、ねば〜る君の誕生日ねばだけど、今年は『ねば〜る君チャリティーお誕生日会』にしたねば。納豆連さんにも協力して頂いて、たくさんの人に来てもらったねば。そこで集まったお金を震災の義援金として持ってきたねばだから、よかったら受け取ってくださいねば〜」と説明。

また、納豆連からは、「納豆で熊本県民の皆さまに元気になっていただきたい」との想いを込めて、九州地域で製造された納豆を贈りました。

小野副知事は、「温かいお気持ちのこもった義援金と納豆を頂き、本当にありがとうございます。被災した方々にしっかりお届けします。ねば〜る君や納豆連の皆さまがこれだけ応援してくださって、被災者の皆さまも喜ばれると思います」と述べられました。

また、熊本県の納豆消費量が高いことにも触れ、「一説には、加藤清正公が名古屋から熊本に入った際に納豆を伝えたとも言われています。熊本県内のスーパーに並ぶ納豆の種類も非常に充実しているし、もともと納豆が好きな県民性なんです」と熊本県の納豆好きをアピール。また、「くまモンも納豆好きなんだよね」という副知事の言葉に、ねば〜る君は「嬉しいねば〜」と得意の体伸ばしを披露。会場は一気に笑いと笑顔に包まれました。

その後は、小野副知事と訪問メンバーの間で納豆について意見交換が行われました。
熊本県内の納豆メーカーの被災状況などを説明すると、副知事から「本当に大変でしたね。皆さんの納豆を待っているファンの方々もたくさんいらっしゃると思いますので、ぜひ頑張ってください」と激励の言葉が贈られました。

また、門傅常務からは、「私たちは『納豆は地球を救う』を合言葉にさまざまな普及活動を行っていますが、有り難いことに、ここ最近納豆は二ケタ近く伸びており、輸出も増えています。納豆はもともと体にいいというイメージがありますが、具体的にどういいのか、研究機関の方でも分かってきています」との発言がありました。

これを受けて小野副知事は、「私は納豆をうどんやパスタに混ぜてよく食べます。ご飯以外にも洋食など、さまざまな食べ方提案をしていくことで、ターゲット層が格段に広がりそうですね。また、例えば歯周病予防の歯磨き粉に納豆菌を使うなど、医学の面でも応用できる可能性があるのでは」と述べられました。

ねば〜る君は、「みんなで納豆の糸でつながって、元気になるねばよ〜!納豆食べてネバーギブアップねばー!!!!」と盛り上げ、終始和やかなムードのまま、無事に表敬訪問が終了しました。

その後は、熊本県の納豆メーカー・マルキン食品のキャラクター「元気マン」と、丸美屋のキャラクター「パワーキッズ」も加わり、記念撮影を行いました。ゆるキャラ同士の交流に、参加者全員が微笑ましい気持ちになりました。

表敬訪問の後は、熊本市の繁華街へ移動。県民の皆さまに全国の納豆200袋、合計800個を無料配布しました。

小さなお子様から大人の方まで、たくさんの方にお並びいただき、お一人お一人にねば〜る君から納豆を手渡すと、皆さん笑顔で「ありがとう」と声をかけてくださいました。

県民の皆さんの「納豆大好き!」という言葉に応えて、ねば〜る君は体伸ばしを披露。大きな歓声が沸きました。

「納豆で熊本県の皆さまを応援したい」という想いから実現に至った今回の熊本訪問。県民の皆さまに温かく迎えていただき、また、納豆の魅力もPRすることができたと思います。
熊本県の一日も早い復興をお祈り申し上げます。そして納豆連では、これからも納豆でたくさんの方々を応援していきたいと思っています。