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不老長寿も夢じゃない

納豆のことわざが教える不老長寿法

 納豆をみても分かりますが、日本人は多角的大豆活用の“名人民族”といってよいでしょう。したがって、大豆や納豆に関することわざも、たくさん伝えられています。

納豆どきの医者知らず
昔は納豆は、秋から冬にかけて食べるのが習慣でした。したがって、柿の実が色づいて納豆仕込みがはじまると、毎日のように納豆が食卓にのるため、体力が充実してきて、病気に対する抵抗力も強くなるために、医者にかかる人も少なくなってしまう。納豆はタンパク質が豊富な上に、ビタミン類やミネラル、それにレシチンやナットウキナーゼにみられる生菌効果も高く、村の人たちにとっては、これほど力強い体力食はありませんでした。

納豆のような仲
はためにもうらやましいような仲むつまじい男女、あるいは夫婦のこと。糸を引きそうに、ネバネバした仲という意味になります。納豆には、男性の精子の原料となるアルギニンというアミノ酸や亜鉛が含まれており、タンパク質との相乗効果で、男性の性的能力を高めます。したがって、納豆の好きなカップルは、いっそう仲がよくなるのではないでしょうか。

夏負けしたら納豆を食え
納豆は体力強化食としては、理想的な高タンパク、高アミノ酸。しかも、疲労回復やスタミナ強化に効果のあるビタミンB類やEも豊富ですから、暑さに負けない体力がつきます。

納豆は通じをよくする
納豆のすばらしい整腸効果を伝えたもの。通じがとどこおって、不快感のある時など、納豆を食べると、排便がスムーズになり、からだ全体が軽くなったような、爽快な気分になるものです。納豆に含まれているオリゴ糖やセンイ質、あるいは納豆菌そのものが、腸内の善玉菌を増やし、腸を刺激して活性化させて通じをよくするからです。

ボケたくなかったらネバ納豆
納豆のネバネバには、血栓を除く働きの強いナットウキナーゼという酵素が含まれています。この酵素は、脳の血管に発生しやすい血栓を防ぎ、血行をよくしますから、脳卒中やボケの予防に役立つわけです。さらに、記憶力を高めて、脳の働きを向上させるレシチンも含まれています。

納豆の好きな子は骨がかたい
納豆には、吸収のよいカルシウムがたっぷり含まれており、納豆好きな子は、骨格もたくましくなるという意味。カルシウムの欠点は、あまり吸収がよくないという点ですが、納豆のように、良質なタンパク質食品といっしょにとると、その消化吸収率はアップします。納豆には、骨の形成に効果的なイソフラボンやビタミンK2もたっぷり。

納豆めしに食あたりなし
 納豆ごはんは、消化が速いから、少々食べ過ぎても、食あたりの心配はいらないという意味。むしろ、納豆に含まれている消化酵素の作用によって、消化吸収が進み、すぐに空腹になってしまいます。このところ、大きな問題になっている病原性大腸菌・O-157などの感染予防に効果を発揮する成分が、納豆に含まれていることも判明してきました。

酒を飲む時に納豆食べると悪酔いしない

酒を飲む時に納豆食べると悪酔いしない
悪酔い予防に納豆がよいといわれる根拠は、ネバネバ物質のムチンが、胃壁をカバーするかたちに広がり、アルコールの刺激によって、傷ついたり、ただれたりするのを防ぐため。その上、豊富な納豆のタンパク質やビタミンなどが、肝臓の健康を守る働きをしてくれるのです。

納豆はがんを追い払う
大豆や大豆製品をよく食べている地域の人たちには、がんが少ないことが、よく知られていました。実際に、日本や中国、東南アジアなど、大豆の消費量の多い地域には、肺がんや大腸がんなどが少ないというデータもあり、大豆にはがんを抑制する働きのある成分がありそうだということは、以前から考えられていたのです。それが、最近になって大豆に多いサポニン(泡の立つ物質)やイソフラボンなどであることが、判明してきました。