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Vol.1:九代目ミス納豆『納豆研修』

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ミス納豆としての初仕事は、「納豆研修」!!今後納豆をPRしていくために、しっかりと勉強してきました!!

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教えてくださったのは、納豆メーカーから派遣された「納豆のプロ」の方々!
納豆の製造方法や歴史、市場、健康機能などを学びました。

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まずは納豆の作り方について。納豆の製造工程には大きく8つの工程があり、それぞれ納豆を作る上で欠かせない作業なのです。原料となる大豆の水浸けからはじまり、蒸煮、納豆菌の噴霧、盛り込み、発酵、熟成などなど、たくさんの工程を経て私たちの食卓に届いていることを知り驚きました。とても手間がかかっているのですね。一粒一粒噛みしめながら、大事に食べなくてはと思いました。

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納豆の歴史も大変興味深かったです。納豆の起源には諸説あり、縄文時代の終わり頃には納豆のようなものが存在していたという説や、源義家(八幡太郎義家)が奥州征伐の途中で偶然発見したという説など日本各地にさまざまな伝承が残っているそうです。稲わらと煮豆の偶然の出会いにより生まれた納豆は、長い年月を経て人々の食生活に定着し、今では日本食には欠かせない存在になっている・・・。それって、すごいことですね。

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そして気になる納豆のにおいについて!納豆好きにはたまらない香りですが、納豆嫌いの方には苦手と思われてしまう納豆のにおい。実はこのにおいは納豆菌がつくりだすもので、その主成分は、発酵の工程で納豆菌が大豆を分解した後に作られるアンモニア臭やその他の有機酸なんだそう。納豆のにおいは自然が作りだしたものなんですね。

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納豆の原料は大豆。大豆=体に良いというイメージがありますが、驚いたことに、発酵させることで、さらに栄養素が増えるのだそうです。納豆に含まれるビタミンB2は、成長促進や肌荒れ予防が期待される成分ですが、煮豆に比べて7倍!骨の形成に役立つビタミンKはなんとなんと86倍になるそうです!!

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さらに、大豆はたんぱく質が豊富で「畑のお肉」なんて呼ばれるほどですが、人間の体にとってたんぱく質はアミノ酸が合体してできた巨大なもの。しかし、納豆を発酵している間に納豆菌が活躍し、巨大なたんぱく質を小さなアミノ酸に変えてしまうそうです。その結果、体に吸収しやすい大きさになり、納豆を食べたときにすぐに体に吸収されるのだそうです!発酵と納豆菌の力は偉大です!!!

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続いて納豆の市場について。私たちは納豆が大好きで毎日のように食べていますが、意外と同世代の方の納豆消費量は少ないようです。年代別の納豆購入金額を見ると、60〜79歳の方がその半数を占めていて、20代は全体の12%程度。まだまだ少ないですね。
「若い世代にもっと納豆を食べてもらいたい!」という目標ができました!!

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今回の研修で納豆についてたっぷりと学び、納豆の奥深さを知ることができました!
終始なごやかに進んだ納豆研修。教えてくださった講師のみなさん、有難うございました!

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最後に、代々伝わるミス納豆のタスキを受け取り、晴れて「九代目ミス納豆」に!!
これから、納豆好きの方はもちろん、そうでない方にも納豆を食べていただけるよう、ミス納豆として普及活動に励んでいきたいと思います!!

みなさん、どうぞよろしくお願いいたします!